9月29日から10月1日に開催された第35回Manly Jazz Festivalは豪州で屈指のジャズフェスです。Manly市はシドニーとシドニー湾を挟んだ対岸にあるリゾート地で1500mに及ぶ美しいビーチもあります。Big
Wingは1989年に浅草ジャズコンテストのグランプリ受賞により同フェスティバルに招待演奏して以来、マンリー市議会、姉妹都市委員会との交流を続け、91年、99年、02年、07年に出演、そして今回6回目の出演を果たしました。毎年10月第1月曜日Labor
Dayを含む土日月の3日間開催され4.5万人程の聴衆がこの町に集まります。このJFはManly市が主催者で、町の中心街を通行止めにして作られた5つの舞台の他、ホテル、教会、ジャズクラブ、路上で約100セットの演奏が繰り広げられ、殆どが入場無料です。
Big Bandの出演はStars of the future stageと名付けられた舞台で3日間に24の高校生、大学生のBig Bandが出演、土曜日の夕方にはJFに出演予定がなかったTpのJames Morrisonが飛入り参加していました。その他はArmyのBig bandともう一つだけ。Big Wingは土曜の3時から最も大きいBeachfront Stageで10曲、日曜の昼から次に大きいJohn Speight Stageで12曲、各1時間の演奏をしました。Big Wingは現地でとても人気があり、日本では味わえない大きな拍手、歓声そしてアンコール(この国ではアンコールとは言わずモア!モア!と叫びます。)を受けました。今年同じ舞台に立ったFeatured artistsはUSAからTsのEric Alexander、TbのAl Hermann、PercussionのBill Summers、AsのAndrew Speight、フランスからVoのTricia Evyなど。JF初日から3日間快晴で初夏のManlyは最高の雰囲気でした。Big Wingは演奏者17人+司会+家族+OBの総勢29人が参加、土曜の演奏後には前市長宅で現市長、副市長はじめ姉妹都市委員会メンバーが集まり盛大なパーティを開催していただき、国際交流が図れました。 (Band Leader/Tp 小浜賢治)
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