ビッグウイングジャズオーケストラEvent Report 2004.01

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V-MAT 2004 / Big Wing Plays Glenn Miller Band

VMATの来場者行列1月31日-2月1日、東京タワーの下にある東京タワーアミュー ズメントホールで開催された第12回Victory Militaria and Toygun (V-MAT) Show 2004 のReport。主催者はVMAT実行委員会。
日本と海外の軍装品ショップ110社ほどがホール内と中庭に出店し、軍服、軍装品からジープ等の軍装車、モデルガンが展示販売される他、各国の軍隊の女性兵士のファッションショー、戦争実体験の講演、'40-'60年代のヒット曲によるFEN形式のディスクジョッキー、そしてBig Wing による戦地での慰問演奏パーティスタイルの演奏と盛り沢山な2日間のイベント。

[Photo : 長蛇の列と内部の風景]

VMAT会場風景来場者の2-3割はそれぞれがこの日のためにと買い集めた軍服、軍装品を身に付けてご来場し、新たなミリタリーグッズを求めてショップを歩き回り、語り合い、写真を撮り合っている。
異様な光景だが、実態は「おたく」の集まりで微笑ましい。我々も外から見れば「ジャズおたく」なのだ。

[Photo : 内部の風景]

Big Wingが軍服での演奏と唄BWのホームページを見て演奏の打診があった時、Bandの中では、少しばかり論議が巻き起こった。時節柄、自衛隊をイラクに派遣すれば東京にテロ攻撃が、という状況下で標的にもなり得る東京タワーが会場、国内でも嫌がらせのようなことが起こるこも限らない、、、などリスクマネージメントと「戦争マニアだとしたら仲間に入りたくはない」というような感情も出て来た。主催者からこの会の主旨、歴史、精神などを伺い、案ずるものではないとの結論のもとに参加した。
[Photo : 女性兵士になった神谷美子]

VMAT会長と副会長このイベントにJazzが導入されたのは2年前、同様のイベントは米国でも各地で行なわれていて、本物のトミードーシーバンドが出演するパーティを見た主催者が日本でも、ということになったそうだ。
なお、主催者の実行委員長は写真家でモデルガンショップも持つ釣巻氏(Smokey)で、副委員長はイラストレータ岡田氏(Mr.Kelly)。お二人の作品の展示もあった。

[Photo : 左から岡田副委員長、釣巻委員長、司会・取材の近藤氏]

USAから唄いに来た杉本由佳とBWBig WingはBig Bandの他にコンボでNew Yorkからこの日のために来たJazz Vocalの杉本由佳さんとの演奏も2日間行なった。Billy Holidayが大好きということでプログラムにも現れていた。でも、本人はネアカでTalkが上手くて唄の合間にはNew YorkでもJokeを飛ばしまくっているようだ。やはり聴衆とのコミュニケーションがファンを掴む秘訣ということだろう。
[Photo : 杉本由佳with BW combo]

GIユニフォームはJazzに合う!1/31の16:30にショップの会場をCloseして来場者は一旦会場の外に行列をつくった。Big Wingは全員が米GIの軍服を着てステージに。Sound Checkを兼ねたBlues演奏とともに観客はWineのサービスを受けながらテーブル席をうめ、立見多数となった。

Take The "A" Train、米国国歌のJazz Versionに続き、In The Moodで聴衆の心を掴みその後は盛り上がる一方。ステージ前のフロアはダンスのグループがどんどん増えて来た。ベトナム戦争の時のグリーンベレーの英雄となった三島軍曹のリードは実に見事だったとマニアではなくコンサートだけを見に来たお客様が喜んでいた。

[Photo : GI UniformのBig Wing]

Big Wingでダンス1st ステージのあとの抽選会で更に盛り上り、来場者の心が一つになったところで2ndステージの開始。その前に過去の悲惨な戦争の被害者に対して全員で黙とう。
Big Wingは神谷のボーカルでImagineを演奏。2曲目のAmerican Patrolで再び会場はノリノリになった。

Internet放送のJockeyを努めている近藤スパ太郎さんがこのショーの司会者として全体を盛り上げてくれた。
Big Wingも曲目紹介を1stTbのScott Warrenが担当してGlenn Miller Bandの雰囲気作りをした。2曲のアンコールを含め16曲を実に気持ちよく演奏出来た。
[Photo : どこの国の出来事か?]

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